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日大山形 満塁のピンチも守りきり3回戦へ

2021年8月21日 18:21
日大山形 満塁のピンチも守りきり3回戦へ

◇第103回全国高校野球選手権大会2回戦(21日、阪神甲子園球場)
日本大学山形(山形)4-3浦和学院(埼玉)

第103回全国高校野球選手権大会は大会8日目の21日、第2試合で埼玉代表・浦和学院と山形代表・日大山形が対戦。

3年ぶりの出場となった浦和学院は初回、2アウトから打線がつながり3連打。2点を先制します。

一方、日大山形はその裏、先頭打者がフォアボールで出塁。送りバントで2塁に進めると、続く主将の佐藤拓斗選手がセンターへのタイムリーツーベースヒット。その後も5番・塩野叶人選手がレフトへタイムリーヒットを放ち、2対2の同点に追いつきます。なおもチャンスの場面でしたが、6番・梅津康生選手がセンターフライに倒れ、2塁走者が戻れずダブルプレー。勝ち越しとはなりません。

それでも3回、日大山形はノーアウト2塁のチャンスにつけると、初回に打点を挙げた佐藤選手が勝ち越しのタイムリーツーベースヒット。この後さらに1点を追加し、4対2とリードを2点に広げます。

なんとか追いつきたい浦和学院は8回、4番・主将の吉田瑞樹選手がスリーベースヒットを放ち、ノーアウトで出塁。続く藤井一輝選手の犠牲フライで4対3と1点差に詰め寄ります。

さらに9回、浦和学院は日大山形の2番手・滝口琉偉投手を攻め、2アウトながらも満塁のチャンス。打席にはここまで3安打と好調の吉田選手が入りますが、最後はショートゴロ。ピンチを守り切った日大山形が1点差の接戦を制し3回戦進出を決めました。24日に島根代表・石見智翠館と対戦します。