メジャーリーグのレッドソックス・吉田正尚選手が9日、地元・福井県で福井県栄誉賞を受賞しました。

吉田選手は3月に行われたWBCに出場し、4番打者などを務め、日本の優勝に大きく貢献。杉本達治県知事から賞状と盾を授与されました。

吉田選手は受賞に対して「前回東京オリンピックの時に金メダルとらせていただいて、それに今年はまた特別な、2回も県の方からいただけるということはすごく光栄なこと」とコメントしました。

また、今季を振り返り「今年は本当にWBCから始まり、そこからあっという間に今日に至るわけですけど。やっぱりWBCのお話をみなさん最初にしてくださるので、すごく達成感と言いますか。この福井県栄誉賞をいただいたのも僕だけの力では決してないと思います」と感謝の言葉を述べました。

WBCが与える影響力について「野球を始めた子が増えたと聞きましたので、世の中に影響を与えられたのかなと感じている」と、WBC優勝の影響力を実感していると明かしました。

最後に会場の子供たちに向けて「福井県からたくさんのプロ野球選手が出るきっかけになればいいかなと思います」と笑顔で手を振り、エールを送りました。