「30点くらい」渋野 辛口採点も手応え
国内メジャー 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯2日目(10日、茨城・静ヒルズCC)
約1か月ぶりとなる国内ツアーに参戦し、初日イーブンパー発進の渋野日向子選手(22)は2バーディー2ボギーと2日続けてイーブンパーで回り、38位タイで決勝ラウンド進出を果たしました。
首位と6打差の42位タイで迎えた2日目、渋野選手は2番でボギーを先行させますが、4番でバーディー。6番で再びボギーをたたききますが、9番でバーディーを奪いイーブンで折り返しました。スコアを伸ばしたい後半でしたが、ショットに精彩を欠き、なかなかチャンスを作れません。それでも「パッティングのおかげ」と粘りのパープレーを続け、この日もイーブンでフィニッシュしました。
渋野選手は「(自己採点は)30点くらい。きょうのゴルフは予選落ちしてもおかしくない内容だったが、自分自身であと2日チャンスを作れたのは成長と思いたい」と振り返りました。
中でもスコアを崩さなかった“粘り”には手応えを示し、「粘るゴルフが初めてなくらいできたんじゃないか。粘れる力もゴルフには必要なので、今までの私にはなかった粘りができたのは前に進んでいる。きょうのゴルフを無駄にしない明日からの2日間にできればいい」と語りました。
会場である茨城の名産・納豆が好きだという渋野選手。「粘るためには食べた方がいいですね。食べます」と更なる”粘り”での上位進出を誓いました。
■2日目主な成績
1位 勝みなみ -8
10位タイ 稲見萌寧 -4
38位タイ 渋野日向子 0
小祝さくら 0
写真:日刊スポーツ/アフロ
写真は大会初日のもの