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佐々木朗希 最長8回2失点5者連続三振も

2021年9月10日 21:38
佐々木朗希 最長8回2失点5者連続三振も

10日、ロッテ対楽天。田中将大投手と初めての投げ合いとなった佐々木朗希投手。

佐々木投手は2回、楽天・鈴木大地選手への初球、インコースへのストレートが1軍公式戦では自己最速となる「158キロ」をマーク。武器のストレートを軸に4回まで1人のランナーも許さないパーフェクト投球をみせます。

それでも5回と6回に得点を許し2失点。対する楽天・田中投手も6回まで2失点と投手戦を繰り広げます。

6回まで無四球、74球でまとめていた佐々木投手は、自己最長となる7回のマウンドへ。先頭の島内宏明選手に対してフォークで空振り三振、続く茂木栄五郎選手を外角低めの153キロのストレートで見逃し三振、さらに鈴木選手をスライダーで空振り三振と、圧巻の3者連続三振。7回でもストレートは155キロを計測するなど、勢いは衰えません。

2対2のまま迎えた8回、佐々木投手がマウンドへ向かうと、スタンドも拍手で後押しします。ファンの期待に応えるかのように、この回先頭の岡島豪郎選手をフォークで見逃し三振。続くオコエ瑠偉選手もフォークで空振り三振。なんと5者連続三振を奪います。

さらに続く炭谷銀仁朗選手も打ち取り、佐々木投手は自己最長となる8回を投げ2失点。公式戦自己最速の158キロをマーク、さらには自己最多の9奪三振と「令和の怪物」の名にふさわしい投球で8回2失点の好投でファンを楽しませました。

それでも楽天・田中投手と同じく8回を投げ同点のまま降板。勝利投手とはなりませんでした。

なお試合は9回2アウトからレアード選手のサヨナラホームランが飛び出し、ロッテが3対2で劇的勝利。首位を守っています。

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