渋野日向子 2日連続ノーボギーで5位浮上
◆国内女子ゴルフ ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(25日、宮城・利府ゴルフ倶楽部)
今季初優勝を狙う渋野日向子選手は、初日に続き2日連続ノーボギーで終え、上位争いに踏みとどまりました。
2日目を6位から出た渋野選手は、1番から7連続パーと我慢のゴルフが続きましたが、8番パー5の第3打をピンに寄せ、この日初のバーディーを奪いました。
逆転優勝へスコアを伸ばしたい渋野選手でしたが、15番のバーディーパットはカップの右をかすめ、16番のバーディートライも距離が足りず。「パッティングで足を引っ張ることが多い1日だった」とチャンスでパットが決まらず、スコアを伸ばすことができませんでした。
しかし、パー5の最終18番。フェアウエーからの第3打をピンまで約1mにつけると、このチャンスをモノにしバーディーフィニッシュ。2つのバーディーを奪い、初日に続きノーボギー。通算6アンダーで首位と7打差の5位タイに浮上しました。
ホールアウト後渋野選手は、18ホール中16ホールがパーと我慢のゴルフとなったことについて「まだまだショットの縦距離も合っていないですし、パッティングのタッチもかなりショートする場面も多かった。それを嫌がって大オーバーしてしまうところもあった。そのなかでもノーボギーで回れたのはよかった」と振り返りました。
19日に閉幕した住友生命レディス東海クラシックを4位タイで終え、2週連続で上位争いを繰り広げている渋野選手。今季初優勝へ「1位との差はかなりありますけど、あしたもしっかりやるべきことをやって最後まで頑張りたい」と意気込みを語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ(ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン初日)