２６日、東京ドームで行われた巨人対阪神。巨人は、３回に阪神・大山悠輔選手のソロホームランで先制を許すと、５回には満塁で糸井嘉男選手に走者一掃のタイムリー２ベースを打たれ、５回までに４点をリードされます。

反撃したい巨人は迎えた６回、２アウトでバッターは松原聖弥選手。ここまで２安打に抑えられていた阪神・ガンケル投手からライトスタンドへソロホームランを放ち、１点をかえしました。松原選手は８回に回ってきた第４打席にも犠牲フライを放ちこの日２打点と存在感を見せましたが、試合には３対４で敗れています。

松原選手は２２日の広島戦でプロ初の規定打席に到達。このままシーズンの規定打席（４４３打席）に到達すれば、育成出身の選手としては球団史上初の快挙となります。

試合後、原監督も松原選手について「まだまだ荒削りではあるけれど、成長の余地を残している点で魅力ある選手」と称えました。