宇野昌磨 五輪シーズンに“挑戦する立場”
今月22日に開幕するフィギュアスケートのGPシリーズ。2022年2月の北京五輪開幕前の大事なシーズンに向けて、平昌五輪銀メダリストの23歳・宇野昌磨選手は「決して若い年ではないんですけど、挑戦する立場でいたい」と意気込みを語りました。
今月22日に開幕するフィギュアスケートのグランプリシリーズ。2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨選手は“挑む!”をテーマに掲げ「フィギュアスケーターだと23歳、24歳というのは決して若い年ではないんですけど、挑戦する立場でいたいなって思っていますし、今年の僕がやろうとしている事は自分への挑戦だと思っている」とコメントしました。
6か国で大会が開催されるGPシリーズ。宇野選手は第1戦・アメリカ大会(現地時間10月22日~24日)と、東京で行われる第4戦・NHK杯(11月12日~14日)にエントリーしています。
「グランプリシリーズこの2年間、特殊な状況でもありましたけれども全くいい成績が残せていません。ただそのときの自分と比べて明らかにレベルの高い自分が今ここにいることは間違いないです。間違いなくみなさんが期待できるシーズンにできるとは思うので、僕も精いっぱい頑張りますけれども、少しでも期待して楽しんでみていただけたら」と意気込みました。
GPシリーズ成績上位6名は大阪で開催されるGPファイナルに進出。成績は2022年2月の北京五輪日本代表への選考対象のひとつとなっています。
重要な今季に向けて宇野選手は「日本のレベルがどんどん高くなっていて、(五輪に)出場することも一筋縄では全然いかない状況ではありますけれども、今の僕のできているもの全てを出し切れば、おのずと結果はついてくるんじゃないかなと思うので、その来たる日に向けて毎日頑張っていきたい」と決意を語りました。
写真:アフロスポーツ