大谷翔平 MLBコミッショナー特別表彰
メジャーリーグ機構(MLB)は現地時間26日、エンゼルスの大谷翔平選手がMLBコミッショナー特別表彰を受賞したと発表しました。
大谷翔平選手は「とても光栄です。これは素晴らしい賞で本当に幸せです。ファンとMLB関係者、エンゼルスの関係者に感謝します。皆さんのサポートなしには、この賞をもらうことはできませんでした。とても感謝しています」と喜びを語りました。
MLBコミッショナー特別表彰は、1998年に設立され、偉大な功績を残した選手などにおくられる賞です。2005年にはシーズン最多安打を記録したイチローさんも受賞しています。
今シーズン、大谷選手は二刀流として活躍。
投手として23試合に先発し、9勝2敗、防御率3.18、奪った三振は156個。
打者としては155試合に出場し、打率.257、本塁打46本、100打点、26盗塁を記録しました。
また、MLBのオールスターゲーム88年の歴史上、初めて投手と打者の両方で出場。1番・投手としてスタメンで試合に臨み、勝利投手となりました。
さらに、
(1)同一シーズンで10本以上のホームラン、10個以上の奪三振 (2)同一シーズンで20個以上の盗塁 (3)10試合以上投手としての登板を果たす、など、二刀流として「3つ」のMLB史上初の記録を樹立しました。
1シーズンで投打にわたる活躍を見せるも「疲れや疲労は正直感じていません。この2週間本当に特に何もしていませんが、トレーニングと投球プログラムを始めたくてたまりません」と語った大谷選手。
来シーズンに向け「今シーズンできたことを繰り返しやっていくことに、とても自信を持っています。少なくとも今シーズンと同じような成績は残していけると思っています」と力強く活躍を誓いました。
写真:アフロ