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リオ銅メダル 小堀勇氣 引退レースで涙

2021年11月19日 19:29
リオ銅メダル 小堀勇氣 引退レースで涙

◇東京スイミングセンター 第52回 優秀選手招待水泳競技大会(19日~23日、東京SC、豊島区)

今年10月に現役引退を発表したリオ五輪競泳800mフリーリレー銅メダリスト、小堀勇氣氏(27)が19日、東京スイミングセンターで行われた大会で引退レースを行いました。

50mバタフライの予選3組6レーンで泳いだ小堀氏。25秒16でタッチすると、会場から大きな拍手が送られました。

「スタート台にたった時に、これが最後なんだな、とかみしめて終われたんでよかったです」

9月開幕の国民体育大会を現役最後のレースにするつもりでしたが、新型コロナの影響で中止になってしまったため、主催者の計らいで改めて引退レースをすることになりました。

「まずは本当にこのような場を東京スイミングセンターさんに設けていただいて、感謝しています。9月の国体で最後と思っていたが、すっきり終わることができてうれしく思います」

恩師である平井伯昌コーチから花束を渡されると少し感極まったような表情も見せました。

「いい時だけじゃなくて、苦しい時もたくさん支えていただいたので、平井先生がいなければ、ここまで競技を続けてくることはできなかったと思うので、感謝しています」

現在、小堀氏は所属ミズノの社員として水泳に携わっています。