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210センチ高3・牧 春高出場決めた

2021年11月20日 23:55
210センチ高3・牧 春高出場決めた

◇第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)・香川県予選決勝 高松工芸高校3-1坂出工業高校

今年のインターハイ予選決勝と同じ組み合わせとなった決勝戦。高松工芸高校は、3年のエース・2メートル10センチの牧大晃選手を中心に攻撃を仕掛けます。

第1セットを落とし迎えた第2セット。第1セットは緊張からプレーが硬かった牧選手が、高さをいかしたバックアタックや、時速100キロを超えることもあるサーブでサービスエースを決め、セットカウントで1-1と並びます。

第3セットは、24-24の勝負所から2本連続で決めるなどエースの活躍を見せセットカウント2-1と逆転に成功します。

関係者のみが来場を許された会場では、選手たちの父親・母親らが見守る中、迎えた第4セット。高松工芸高校がマッチポイントを握ると、最後も牧選手が決め、2年連続の春高バレー出場を決めました。勝利の瞬間、涙ぐむ姿を見せた牧選手は両チーム最多の41得点。来年1月5日に開幕する春高バレーで去年成し得なかった、全国優勝を狙います。

◇牧 大晃
・小学校時代はサッカーをやっていたが、小さい子に接触するのが怖くなったと、中学入学を機にバレーボールを始める。
・最高到達点3メートル50センチ
・靴のサイズは32センチ