4回転ジャンパー島田麻央(13)好発進
◇フィギュアスケート全日本ジュニア選手権大会女子SP(20日、愛知)
4回転ジャンプを武器とする新星、島田麻央選手(13)が、3回転フリップ、2アクセル、3回転ルッツ―3回転トーループのコンビネーションジャンプ、全てを着氷し、スピン、ステップも含めノーミスの演技を披露。首位と3.58点差の61.76点で4位につけました。
ノービスAカテゴリーの島田選手は、今年3月の大会で、日本女子初となる4回転トーループを着氷。その後も10月に行われた2つの大会で大技を成功し、全日本ノービス選手権では、浅田真央さん以来の連覇を達成しました。
今大会は、年齢区分が1つ上のジュニアの大会。ノービスには無いSPの演技があり、フリーも演技時間が30秒長くなります。年上の選手に囲まれながらも、堂々とした演技を披露した島田選手は試合後「SPで試合に出るのがなかなか無かったので緊張したんですけど、大きなミス無く終われて良かった」と、笑顔を見せました。
21日のフリーでは、4回転トーループへの挑戦を明言。「自分ができる一番の演技がしたい。跳ぼうと力が入り過ぎると跳べないので、明日は思いっきりやりたい」と、意気込みを語りました。