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リコー杯 稲見VS古江 賞金女王決定へ

2021年11月24日 15:53
リコー杯 稲見VS古江 賞金女王決定へ

◇国内女子ゴルフ・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(25日~28日、宮崎CC)賞金総額1億2000万円 優勝賞金3000万円

今シーズン国内最終戦JLPGAツアー選手権リコー杯で2年にわたって繰り広げられた賞金女王争いに終止符が打たれます。

今回の優勝賞金は3000万円、単独2位は1800万円。

新型コロナの影響で2年にわたったシーズンの賞金女王争いは、稲見萌寧選手と古江彩佳選手の2人の戦いに絞られています。

稲見選手は、今シーズン、ツアー9勝などをあげ、2億5351万2049円を獲得。

一方、古江選手は、2週連続優勝を2度あげるなど、今シーズン6勝で、2億3654万3575円を獲得しています。

2人の獲得賞金差は、1696万8474円。

古江選手が逆転し、賞金女王になるためには、最低でも単独2位以上で、稲見選手が単独14位以下の場合。

もしくは古江選手が優勝で、稲見選手が単独3位以下の場合です。

厳しい条件に見えますが、古江選手は過去にこの大会に2度出場していて、2019年大会は2位タイ、20年大会は2位と相性は抜群。

稲見選手との東京五輪代表争いに敗れた古江選手は「同じことの繰り返しはしたくない。意識しながらやれれば」と“賞金女王”への意気込みを語りました。

追われる立場の稲見選手は「初日から出遅れすぎないように、少しでも上位に行けたら。楽しく回れたらいい」と対照的に淡々と語りました。

賞金女王争いで競り合う一方、2人での写真撮影は和やかな雰囲気に。

25日から4日間開催されるリコーカップ。稲見選手と古江選手、どちらが勝っても“初”の賞金女王となります。