J2甲府監督退任「キャリアアップしたい」
サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府は2日、2019年から3季指揮をとった伊藤彰監督の退任を発表しました。
クラブを通じて伊藤監督は「私自身の監督としてのキャリアアップをしたいという思いを受け取って頂き、退任を承諾して頂きました。ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様、このような素晴らしい幸せな時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました」と、感謝を述べました。
伊藤監督は2007年から大宮のジュニアチームなどを指導。18年に甲府のヘッドコーチに就任し、19年から監督を務めました。
クラブは伊藤監督1年目にJ2リーグ5位、J1参入プレーオフに進出も昇格ならず。翌年はリーグ4位、今季は、最終節を残して3位が確定しています。
伊藤監督は「3年間、J1昇格という目的を達成出来ずに離れるのは大変悔しく、残念でしかありません」と悔しさも口にしました。
また、「この4年間は本当に楽しく幸せでした。ヴァンフォーレで監督を務め、クラブと共に闘い、選手・スタッフと共に成長できた事、全ての事が私の誇りです」とコメントしています。
伊藤監督は来季J1昇格を決めたジュビロ磐田の監督に就任することが濃厚となっています。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ