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競泳松元 課題のメンタル強化へ海外戦熱望

2021年12月4日 23:24
競泳松元 課題のメンタル強化へ海外戦熱望

競泳の“カツオ”こと松元克央選手が4日、静岡県富士市で行われている強化合宿で取材に応じ、目標とする2024年パリ五輪のために、世界大会への参加を熱望しました。

松元選手は、16日からアブダビで開催される世界短水路選手権に参加予定。しかし、新型コロナウイルスの「オミクロン株」の世界的な感染拡大の影響を受けて、参加できるかどうかが不透明な状況に。それでも、「参加できるならしたい」と話す松元選手。そこには、ある理由が。

東京オリンピックでは、金メダル候補にもあげられたものの、緊張で体が動かず予選敗退に終わった松元選手。その結果を振り返り、「ちょっと精神的に弱いところがある」と課題を分析します。その課題を改善するために、世界短水路は大事な試合だと話します。

「大きな舞台で自分のレースができるように、トレーニングも大事だけど、メンタルの作り方を世界の大きな試合で身につけたい。パリまでに、海外の選手と戦える場所が数回しかない。今、順調に強化できているので、しっかり結果を残したい」と、参加を熱望。パリでのリベンジへ、世界の舞台で“カツオ”が進化を目指します。