15歳の永井が連覇達成 パルクール
◇第2回パルクール日本選手権(19日、羽田空港)
世界へと繋がる会場として、羽田空港の国際線の出発ロビーで行われた日本選手権。
パルクールは跳ぶ、走る、掴むなどの動作を行いながら、様々な障害物を乗り越えていくスポーツで、2028年夏季ロサンゼルス五輪での新種目を狙っています。
技の合計点を競うフリースタイル部門女子では15歳の永井音寧選手が19点で連覇達成。優勝した永井選手は「世界大会の年齢には足りないですけど、出れるようになったときにこの経験を生かして、自分らしくパルクールできたらいいなと思います」とこれからの意気込みを語りました。
男子は鈴木智也選手(23)が予選2位から技の修正を行い、初優勝を果たしました。
また、ゴールまでのタイムを競うスピード部門。女子は世界大会で優勝経験のある泉ひかり選手(26)選手が18秒23、男子では勝乗(かつのり)志音選手(22)が26秒62をマークし、それぞれ初優勝を飾りました。
来年3月には、広島で第1回FIGパルクール世界選手権が行われる予定です。
写真:大会が行われた羽田空港(アフロ)