17歳・河辺愛菜 3A決め女子SP3位
◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(12月23日、さいたまスーパーアリーナ)
北京オリンピックの代表選考会を兼ねた全日本選手権。河辺愛菜選手(17)がショートプログラムに臨み、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど、74.27点。演技後にはガッツポーズを見せ、坂本花織選手、樋口新葉選手に次ぐ3位につけました。
演技冒頭で成功させたトリプルアクセルについては、「(直前の)6分間(練習)であまり良くなかったので、いいジャンプをずっとイメージして待っていたんですけど、それが出せたので自分の中で1個課題をクリアすることができた」と語った河辺選手。
さらに、去年の全日本選手権に比べ、「メンタル面での成長があった」と語り、その理由として「国際大会とかで緊張する中でやるというのを経験したことで少し成長できた。あとは練習から(トリプル)アクセルを跳ぶ回数が去年よりも増えたので、そこは一番自信につながっている」と明かしました。
そして25日に行われるフリーに向けては「ショートがいいときにフリーをいつも失敗してしまうので、今シーズンはそれをずっと課題としてやってきて、まだ達成できていないので、今年最後の試合でそれを達成できるように自分の一番できるいい演技をしたい」と意気込みました。
写真:松尾/アフロスポーツ