「しゃあない、投げるしかない!」空手・植草歩 プレミアリーグ13度目の優勝
空手・植草歩選手(写真:アフロスポーツ)
空手の国際大会・プレミアリーグが現地時間14日、モロッコ・ラバトで行われ、女子組手68キロ超級で植草歩選手が優勝。植草選手はこれでプレミアリーグ13度目の優勝を果たしました。
本来は中段の突きを得意とする植草選手ですが、この大会を通じて「投げ技」が冴え渡りました。
元々、柔道初段の腕前である植草選手は、高校生の生徒たちに「投げ技」を教えていたら、自身の試合でも自然と「投げ」でポイントがとれるようになったといいます。
準々決勝、準決勝と「投げ技」でポイントを奪い、勝ち進むと、ソフィア選手(カザフスタン)との決勝。残り時間50秒を切ったところで、植草選手が上段蹴りを見せます。決まったかのように見えましたが、ポイントとならず、その直後の相手の突きにポイントが入ります。
ここで植草選手はビデオ判定を要求。審判が映像でチェックしますが、判定は覆らず。試合時間も残り少ない中、劣勢に追い込まれます。
この場面について、植草選手のYouTube「植草歩 Uekusa Ayumi のうえちゃんねる」で心境を明かし、「いけると思ったんですが、しゃあない。投げるしかない!」と気持ちを切り替えたという植草選手。
すると、その直後でした。「投げ」からの突きでみごと一本。逆転勝ちでプレミアリーグ13度目の優勝を果たしました。
今後の競技活動について、常々、「最後に空手が楽しかった、好きだって終われるような競技人生になるよう、模索していきたい」と語る植草選手。「投げ技」という新たな武器を手に、さらにどのような進化を見せるのか、注目されます。
本来は中段の突きを得意とする植草選手ですが、この大会を通じて「投げ技」が冴え渡りました。
元々、柔道初段の腕前である植草選手は、高校生の生徒たちに「投げ技」を教えていたら、自身の試合でも自然と「投げ」でポイントがとれるようになったといいます。
準々決勝、準決勝と「投げ技」でポイントを奪い、勝ち進むと、ソフィア選手(カザフスタン)との決勝。残り時間50秒を切ったところで、植草選手が上段蹴りを見せます。決まったかのように見えましたが、ポイントとならず、その直後の相手の突きにポイントが入ります。
ここで植草選手はビデオ判定を要求。審判が映像でチェックしますが、判定は覆らず。試合時間も残り少ない中、劣勢に追い込まれます。
この場面について、植草選手のYouTube「植草歩 Uekusa Ayumi のうえちゃんねる」で心境を明かし、「いけると思ったんですが、しゃあない。投げるしかない!」と気持ちを切り替えたという植草選手。
すると、その直後でした。「投げ」からの突きでみごと一本。逆転勝ちでプレミアリーグ13度目の優勝を果たしました。
今後の競技活動について、常々、「最後に空手が楽しかった、好きだって終われるような競技人生になるよう、模索していきたい」と語る植草選手。「投げ技」という新たな武器を手に、さらにどのような進化を見せるのか、注目されます。