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【フェンシング】男子フルーレ団体は4位「力がついてきている証拠」メダル獲得ならずもパリ五輪へ収穫

2023年12月11日 9:30
【フェンシング】男子フルーレ団体は4位「力がついてきている証拠」メダル獲得ならずもパリ五輪へ収穫
マルシーフェンシング・フルーレ(写真:日本フェンシング協会/竹見脩吾)
◇2023高円宮杯フェンシングワールドカップ(10日、愛知県国際展示場)

男子フルーレの団体戦、世界ランク1位の日本は松山恭助選手、永野雄大選手、飯村一輝選手、敷根崇裕選手の4人で出場。準決勝では東京五輪金メダルのフランスに42-45で惜敗。その約30分後に行われた3位決定戦では、世界ランク6位の香港と対戦し、35-45で敗戦し、4位で大会を終えました。

準決勝のフランス戦との接戦で、集中力を保つのが難しかったと話した選手たち。また敷根選手が腰痛のためリザーブに回るなど、苦しいチーム状況も響きました。キャプテンの松山恭助選手は「メダルを獲得できずに残念な気持ちではあるが、オリンピックシーズンでベスト4に位置づけられているのは力がついてきている証拠」と、悔しさをかみしめながらも、収穫を口にしました。

来年のパリ五輪に向けては「目標はメダル獲得。そこまで良いプロセスを全員で踏めるように頑張りたい」と意気込みました。獲得したポイントでパリ五輪の出場権を争うフェンシング、日本が五輪に出場できるかは来年の4月に決定します。

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