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小平奈緒「唯一自分を褒めることができるなら、弱みと向き合ってこられた自分を褒めたい」

2022年2月18日 6:00
小平奈緒「唯一自分を褒めることができるなら、弱みと向き合ってこられた自分を褒めたい」
スピードスケート女子1000mで10位となった小平奈緒選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
◆北京五輪・大会14日目(2月17日)スピードスケート女子1000m

女子500mでは17位だった日本の小平奈緒選手が女子1000mに出場。前回の平昌五輪では銀メダルを獲得した1000mでしたが、表彰台には届かず。10位で終えました。

試合後日本テレビの取材に、「少し不格好にはなってしまったと思うんですけど、自分なりに歯を食いしばって、はい上がっていく姿を見ていただくことができたのかな」と振り返りました。

そして500mからの切り替えについて聞くと、言葉を詰まらせながら、「気持ちも体も傷だらけで……立ち直るのに少し時間はかかったんですけど。“氷とスケートだけは逃げていかない”ので、とにかく氷とスケートに体を委ねていこうという気持ちで臨めました」とコメントしました。

ここまで共に戦ってきた結城匡啓コーチへは、「どんなときでも見放さずに、常に背中を押してくださったので、もう立ち止まる暇もないくらい応援していただいた」と感謝の気持ちを述べました。

平昌五輪での金メダル獲得から、駆け抜けた4年間について小平選手は。

「一言では言い表せないくらい“本当に濃い4年間”だったなというふうに思うんですけど。自分の弱みとその都度、その都度、しっかりと正面から向き合ってこられたので、唯一自分を褒めることができるのであれば、しっかりと弱みと向き合ってこられた自分を褒めたい」
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