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キングカズ移籍決定 ポルトガル2部・オリベイレンセへ 55歳で5か国目の挑戦

2023年2月1日 20:25
キングカズ移籍決定 ポルトガル2部・オリベイレンセへ 55歳で5か国目の挑戦
ポルトガル2部・オリベイレンセへの移籍を発表した三浦知良選手
日本サッカー界のレジェンド・三浦知良選手が1日、ポルトガル2部・オリベイレンセへ移籍することが発表されました。

プロ生活38年目の三浦選手にとって、ポルトガルは5か国目の挑戦となります。

三浦選手は1982年に静岡学園高校を中退すると、単身ブラジルに渡ります。1986年に名門・サントスFCとプロ契約を結ぶと、約4年間で5クラブを渡り歩きました。

1990年には日本の読売サッカークラブと契約すると、1993年に開幕したJリーグではリーグ戦・カップ戦ともに優勝し、初代最優秀選手に。

1994年、イタリア・セリエAのジェノアに入団し、アジア人初のセリエAプレーヤーとなった三浦選手。開幕戦のACミラン戦で鼻の骨を折るケガをしますが、約3か月で復帰し、サンプドリア戦でセリエAではアジア人初となるゴールを挙げました。

1995年にヴェルディ川崎(当時)に復帰しましたが、1999年にはクロアチアのディナモ・ザグレブに移籍。チームはリーグ戦で優勝しましたが、戦力外通告を受け、UEFAチャンピオンズリーグ出場は叶いませんでした。

その後、京都パープルサンガ(当時)やヴィッセル神戸でプレーすると、2005年に横浜FCに移籍。

また同じ2005年にはオーストラリアのシドニーFCに期限付き移籍をすると、リーグ戦で2得点を挙げるなど活躍。FIFAクラブワールドカップにも日本人として初めて出場しました。

その後、横浜FCや鈴鹿ポイントゲッターズでプレーを続けていましたが、2023年1月にポルトガル2部のオリベイレンセに移籍することを発表しました。

55歳で5か国目となる海外挑戦となる三浦知良選手。今後、どんな活躍を見せてくれるのか注目です。