【競泳】日本代表が公開練習 会社員スイマー・柳沢「サラリーマンの代表として胸張って戦いたい」

取材に応じることで代表入りした実感が湧くと語る柳沢駿成選手
◇競泳・日本代表公開練習(25日、味の素ナショナルトレーニングセンター)
今年の夏に行われる競泳・世界選手権の日本代表が練習を公開。
50mバタフライ、100mバタフライで代表入りした池江璃花子選手(横浜ゴム)や、パリ五輪銀メダリストで、200m個人メドレー、400m個人メドレーで代表入りした松下知之選手(東洋大学)らが参加しました。
先週行われた日本選手権の結果に基づき、34人もの選手が代表入りを果たしており、7人が初の代表入り。中でも注目は、50m平泳ぎで代表入りを果たした柳沢駿成選手(スウィン高島平/アクアプロダクト)。
普段は水泳場の設備を扱う「アクアプロダクト」で、フルタイム(9時から17時半)で働く会社員。その後に市民プールやジムに通い、トレーニングを積みました。就職後は一度引退しましたが、息抜きの目的で再開。新卒5年目で初の代表入りとなりました。
練習をしている市民プールは水深も1m程度、飛び込みやクイックターンが禁止の施設だといい、公開練習では、50m自由形で代表入りを果たした難波暉選手(新東工業株式会社豊川製作所)から飛び込みを教わる場面も。約20分間にわたり、指導を受けました。
今年の夏に行われる競泳・世界選手権の日本代表が練習を公開。
50mバタフライ、100mバタフライで代表入りした池江璃花子選手(横浜ゴム)や、パリ五輪銀メダリストで、200m個人メドレー、400m個人メドレーで代表入りした松下知之選手(東洋大学)らが参加しました。
先週行われた日本選手権の結果に基づき、34人もの選手が代表入りを果たしており、7人が初の代表入り。中でも注目は、50m平泳ぎで代表入りを果たした柳沢駿成選手(スウィン高島平/アクアプロダクト)。
普段は水泳場の設備を扱う「アクアプロダクト」で、フルタイム(9時から17時半)で働く会社員。その後に市民プールやジムに通い、トレーニングを積みました。就職後は一度引退しましたが、息抜きの目的で再開。新卒5年目で初の代表入りとなりました。
練習をしている市民プールは水深も1m程度、飛び込みやクイックターンが禁止の施設だといい、公開練習では、50m自由形で代表入りを果たした難波暉選手(新東工業株式会社豊川製作所)から飛び込みを教わる場面も。約20分間にわたり、指導を受けました。
高校まで個人で全国大会に出場したことがなく、大学時代には日本学生選手権に出場するも最下位になったこともあるという柳沢選手。水泳界に友人がいないと心配していたところ、100m平泳ぎ、200m平泳ぎ代表の深沢大和選手(東急株式会社)や松下選手らが声をかけてくれたと笑顔を見せました。
夏の世界選手権に向けて「サラリーマン代表として、胸張って戦えれば」と語りました。
最終更新日:2025年3月25日 22:00