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「最後に一番ダメな球がいった」オリックス・新人ドラ1椋木蓮が9回2アウトでノーノ―ならず

2022年7月20日 20:54
「最後に一番ダメな球がいった」オリックス・新人ドラ1椋木蓮が9回2アウトでノーノ―ならず
9回2アウトでヒットを許し、ノーヒットノーランとはならなかった椋木蓮投手。
プロ野球パ・リーグ オリックス―日本ハム

9回2アウトでヒットを許し、ノーヒットノーランを達成とはなりませんでした。

オリックスの先発は東北福祉大出身、ドラフト1位ルーキーの椋木蓮(ムクノキ レン)投手。これがプロで2試合目の登板。

初回、日本ハム3番・近藤健介選手にストレートのみで三球三振を奪うなど、圧巻の立ち上がり。カットボールとフォークも切れ味がさえ、そのまま2回、3回にまたがり5者連続三振を奪います。その後も、危なげない投球で8回までにノーヒットで10奪三振。

ここまで表情を変えにず落ち着いた投球を見せていた椋木投手が9回のマウンドにも、動揺する表情は一切見せずあがります。

この回先頭は石井一成選手、初球を捉えられるもライトの正面。球場からどよめきがもれます。

続くバッターは万波中正選手。カットボールで空振り三振、球場からは大きな拍手が送られます。

新人でノーノ―の偉業まで、あとアウト1つ、打席には 代打・佐藤龍世選手。2ボール2ストライクからの6球目。高めに浮いたスライダーをセンター前に運ばれ、これがヒットに。椋木投手はがっくり、ベンチの中嶋聡監督も悔しい表情を浮かべました。

ここで降板となるも2勝目をあげた椋木投手。お立ち台に上がると「8回くらいから1球ごとに拍手をしてくれてたので、それに応えたい一心で投げたけど。最後に一番ダメな球がいった、三振を取りたい欲がでてしまった。最後は体力もなく、まだまだと感じた。」と振り返りました。