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「究極の場面」で雄たけび 巨人・船迫大雅が見事な火消し 初球は“アクシデント”も

2023年9月19日 6:16
「究極の場面」で雄たけび 巨人・船迫大雅が見事な火消し 初球は“アクシデント”も
雄たけびをあげる船迫大雅投手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人4x-3ヤクルト(18日、東京ドーム)

この日、巨人は先発を含めて8人の投手で12回延長を制しました。

最後にマウンドに上がったのはルーキーの船迫大雅投手。1アウト1、2塁で村上宗隆選手を迎えたところで、出番が回ってきました。

初球、サインミスか、岸田行倫選手がボールを後逸。1、3塁とピンチを広げてしまいました。ここでベンチが村上選手への申告敬遠を選択し、1アウト満塁に。

それでも、船迫投手は闘志あふれる表情で、赤羽由紘選手に向き合います。2ストライクを取ると、カウント1-2からの4球目、スライダーで空振り三振をとり、2アウト満塁に。続くオスナ選手にはファウルで粘られるも、勢いのあるまっすぐでショートゴロに打ち取り、火消し成功。思わず雄たけびをあげます。

「1点も与えられない場面でしたが、相手もプレッシャーを感じていると思って、思い切っていきました。究極の場面でしたが、抑えられてよかったです」

試合後、こうコメントした船迫投手。9月は9試合に登板し、無失点と大車輪の活躍を見せています。
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