プロ野球・ヤクルトは4日、都内で新入団選手発表会を行いました。約120人のファンの前でドラフト指名を受けた6選手がユニホーム姿を披露しました。

専修大学からドラフト1位指名を受けた西舘昂汰(にしだてこうた)投手は高津臣吾監督から背番号「14」のユニホームを手渡され、その袖を通しました。

「プロ野球選手に1歩ずつ近づいていると実感しています。角度のあるストレートとフォーク・スライダーが(自身の)武器。チームに貢献できるように1年間怪我なく終えて、新人王を取りたい」と力強く抱負を語る西舘投手。

話してみたい選手を聞かれると「石川雅規投手。選手生命が長い選手が一番いい選手だと思っているので、体のコンディションの整え方などを学びたい」と話しました。

ファンから野球以外の特技について聞かれると「特技ではないんですけど、大学卒業がまだなので勉強を頑張りたい」と答えると場内の雰囲気を和ませる一面も見せました。

▽2023ヤクルト新入団選手

ドラフト1位 西舘昂汰(投手・専修大学)
ドラフト2位 松本健吾(投手・トヨタ自動車)
ドラフト3位 石原勇輝(投手・明治大学)
ドラフト4位 鈴木叶(野手・常葉大学附属菊川高校)
ドラフト5位 伊藤琉偉(野手・新潟アルビレックスBC)
育成2位 高野颯太(野手・三刀屋高校)

※育成1位の高橋翔聖投手は現在、台湾の高校に在学中のため2024年6月の卒業後に正式契約を結ぶ予定