瀬古利彦氏「学生に負けてしまったのは悔いが残るな」実業団ランナーに言及 國學院大學・平林清澄が鮮烈マラソンデビュー
実業団選手に奮起を促した瀬古利彦氏(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
◇大阪マラソン(25日、大阪府庁前~大阪城公園内42.195キロ)
大阪マラソンは25日、國學院大學3年生の平林清澄選手が2時間6分18秒のタイムで初優勝。初マラソン日本最高記録と学生記録を塗り替えました。日本陸連ロードランニングコミッション・リーダーの瀬古利彦さんは、「学生に負けてしまったのは悔いが残るな」と実業団の選手に言及しています。
今夏のパリ五輪日本代表選考を兼ねる今大会。パリ代表1枠に名乗りを上げるために2時間5分50秒の日本歴代3位に相当するタイムを切る必要がありました。
冷たい雨が降る厳しいコンディションの中、平林選手が32キロ付近で先頭へ。そのままトップを譲らず、大会を制しました。日本人2番手3位に、昨秋のMGCによりパリ五輪代表が内定している小山直城選手(Honda)が、2時間6分33秒の自己ベストでフィニッシュ。4位に吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)が2時間6分37秒、5位に土井大輔選手(黒崎播磨)が2時間6分54秒といずれも自己ベストをマークしました。
瀬古さんは「小山選手もパリ五輪に向けて走って、ちゃんと自己記録を出して3位に入って、五輪につながったと思います。吉田選手、土井選手も寒い中で評価をできると思います」と厳しいコンディションでの力走に評価。
平林選手は、MGCファイナルチャレンジの対象外選手のため、この大会で設定記録を切ってもパリ五輪の可能性はありませんでした。「平林選手は初マラソンで、何も怖いことがなくて、リラックスできたのはある」と話した上で、「学生に実業団の選手が負けているのはちょっとみっともないところもありますよね。吉田選手や土井選手は五輪を狙わないといけないので、ペースが落ちたときにいくのかいかないのか、力が入っていた。プレッシャーはあったと思う。でも学生に負けてしまったのは悔いが残るな」と厳しい言葉を飛ばし、実業団選手に奮起を促しました。
大阪マラソンは25日、國學院大學3年生の平林清澄選手が2時間6分18秒のタイムで初優勝。初マラソン日本最高記録と学生記録を塗り替えました。日本陸連ロードランニングコミッション・リーダーの瀬古利彦さんは、「学生に負けてしまったのは悔いが残るな」と実業団の選手に言及しています。
今夏のパリ五輪日本代表選考を兼ねる今大会。パリ代表1枠に名乗りを上げるために2時間5分50秒の日本歴代3位に相当するタイムを切る必要がありました。
冷たい雨が降る厳しいコンディションの中、平林選手が32キロ付近で先頭へ。そのままトップを譲らず、大会を制しました。日本人2番手3位に、昨秋のMGCによりパリ五輪代表が内定している小山直城選手(Honda)が、2時間6分33秒の自己ベストでフィニッシュ。4位に吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)が2時間6分37秒、5位に土井大輔選手(黒崎播磨)が2時間6分54秒といずれも自己ベストをマークしました。
瀬古さんは「小山選手もパリ五輪に向けて走って、ちゃんと自己記録を出して3位に入って、五輪につながったと思います。吉田選手、土井選手も寒い中で評価をできると思います」と厳しいコンディションでの力走に評価。
平林選手は、MGCファイナルチャレンジの対象外選手のため、この大会で設定記録を切ってもパリ五輪の可能性はありませんでした。「平林選手は初マラソンで、何も怖いことがなくて、リラックスできたのはある」と話した上で、「学生に実業団の選手が負けているのはちょっとみっともないところもありますよね。吉田選手や土井選手は五輪を狙わないといけないので、ペースが落ちたときにいくのかいかないのか、力が入っていた。プレッシャーはあったと思う。でも学生に負けてしまったのは悔いが残るな」と厳しい言葉を飛ばし、実業団選手に奮起を促しました。