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「自信につながる試合」バド・奥原希望 6度目制覇へフルゲームで勝利 決勝へ「わくわく」

2023年12月29日 18:00
「自信につながる試合」バド・奥原希望 6度目制覇へフルゲームで勝利 決勝へ「わくわく」
フルゲームでの勝利後、笑顔を見せる奥原希望選手
◇全日本総合バドミントン選手権大会(29日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ) 女子シングルス準決勝 奥原希望2-1(21-16、20-22、21-13)大堀彩

過去5回、この大会を制しているバドミントン日本代表・奥原希望選手が同じく日本代表の大堀彩選手と対戦しました。

来年のパリ五輪で女子シングルスは1か国に最大2枠の出場権が与えられます。現在奥原選手は日本人3番手で、大堀選手は2番手につけているため、今後も激しい選考争いが予想されます。

この日の試合では、7連続ポイントなどで勢いに乗った奥原選手が第1ゲームを奪います。

しかし、第2ゲームは大堀選手が負けじと攻勢に出ます。得意の強打やネット際に落とすヘアピンショットを決め、第2ゲームを奪い返します。

勝敗が決する第3ゲーム。最初のポイントで奥原選手がライン上への絶妙なショットを決めます。さらにスマッシュと見せかけて手前に落とすドロップショットも繰り出した奥原選手。第3ゲームは1度もリードを許さず奪い、勝利しました。

奥原選手は試合後「フルゲーム、70分超えのタフゲームでしたがすごく自信につながる試合でした」と手応えを口にしたうえで、明日の決勝に向けては「対戦してみたかった選手なのですごくわくわくしています。楽しくバドミントンできたらなと思っています」と話しました。

6度目の優勝がかかる決勝では、初優勝を目指す杉山薫選手と対戦します。
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