◇宇都宮ブレックス優勝パレード(5日、栃木県庁→宇都宮市役所)

5季ぶり2回目のBリーグ年間王者に輝いた宇都宮ブレックスがホームの宇都宮市で優勝パレードを行いました。

朝10時からの開催だったのにもかかわらず、およそ3.5万人のファンが集まりました。

宇都宮ブレックスを優勝へと導いた安齋竜三ヘッドコーチが優勝トロフィーを抱いて車に乗り込みました。安齋ヘッドコーチを先頭にして、日本人初のNBAプレーヤーで、キャプテンの田臥勇太選手や東京五輪日本代表でチャンピオンシップ最優秀選手の比江島慎選手らも続きました。

コート上で熱いプレーでエースとしてチームを支えた比江島選手も「自分も楽しくなっちゃって踊っちゃいました」と話すほど、気分が上がった様子。

子供たちは「田臥ー！田臥ー！おめでとうー！」と声を掛けると、田臥選手は笑顔で手を振り応えました。

パレード後、安齋ヘッドコーチは「あんまり優勝の実感がわかなかったけど、みんなが喜んでいるのを見ると実感がわいた」と話しました。

初のBリーグ優勝パレードとなった比江島選手は「素晴らしい景色。ファンのみなさんの応援がなければ優勝はなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。優勝というかたちでみなさんに恩返しできたのかな。すごく幸せでした」と感謝の言葉を話しました。

Bリーグ最年長で2度目の宇都宮での優勝パレードとなった田臥選手も「ブレックスはみなさんとともに戦うチーム。ファンの方とともに勝ち取った優勝だと思います、最高です」と笑顔で優勝の喜びを噛み締めました。

レギュラーシーズンワイルドカードでチャンピオンシップに進出し、アウェーの試合が続く中、会場を黄色で埋め尽くした宇都宮ファン。「応援されるチーム」と掲げ、はじまった今シーズンに相応しい優勝パレードでした。連覇なるか、来シーズンの宇都宮にも注目です。