【ボッチャ】東京パラ銅メダル廣瀬隆喜3大会連続10回目V ギリギリまで悩んだ戦法でメダリスト対決制す「パリパラリンピック出場目指す」
日本選手権3大会連続10回目の優勝を果たした廣瀬隆喜選手
◇第24回 日本ボッチャ選手権大会 第2日(22日、愛知)
東京パラリンピックのメダリスト対決となった、男子の脳性まひなどのクラス(BC2)の決勝。団体戦銅メダルの廣瀬隆喜選手が、個人戦金メダリストの杉村英孝選手を4-2で破り、3大会連続10回目の優勝を果たしました。
日本代表の仲間であり、長年のライバルでもある廣瀬選手と杉村選手は、7大会連続で、日本選手権の決勝で対戦。廣瀬選手は「数十年に近いくらい長年一緒にやり、決勝でも1、2位を何年も争っている。手の内はお互い知っていると思う。(的玉の位置を近く置く)ショートで勝負するか、ロングで勝負するかギリギリまで考えた」と、戦法を熟考し、試合に臨みました。
第1エンドで杉村選手に1ポイントを奪われた廣瀬選手。「今回は自信を持ってロングだけをやろうと決めた。点数を多くとりたいというのがあった」と、第2エンドで的玉を10メートル先のエンドライン付近に定め持ち玉をピタリと寄せる見事な投球で3-1と逆転。
その後も的玉を遠くに置く戦術が功を奏し、2ポイント差でパラリンピックメダリスト対決を制しました。
10回目の日本一に輝いた感慨を問われると「優勝回数は気にしていない。出た大会では上を目指すという気持ちでやっている」と語った廣瀬選手。今後の目標については「パリパラリンピック出場が念頭にはある。世界ランキングをどんどん上げていかなければならない。国際大会で自分の思うような結果を残し続けて、パリパラリンピック出場を目指したい」と、出場すれば自身5度目となる大舞台を見定めました。
東京パラリンピックのメダリスト対決となった、男子の脳性まひなどのクラス(BC2)の決勝。団体戦銅メダルの廣瀬隆喜選手が、個人戦金メダリストの杉村英孝選手を4-2で破り、3大会連続10回目の優勝を果たしました。
日本代表の仲間であり、長年のライバルでもある廣瀬選手と杉村選手は、7大会連続で、日本選手権の決勝で対戦。廣瀬選手は「数十年に近いくらい長年一緒にやり、決勝でも1、2位を何年も争っている。手の内はお互い知っていると思う。(的玉の位置を近く置く)ショートで勝負するか、ロングで勝負するかギリギリまで考えた」と、戦法を熟考し、試合に臨みました。
第1エンドで杉村選手に1ポイントを奪われた廣瀬選手。「今回は自信を持ってロングだけをやろうと決めた。点数を多くとりたいというのがあった」と、第2エンドで的玉を10メートル先のエンドライン付近に定め持ち玉をピタリと寄せる見事な投球で3-1と逆転。
その後も的玉を遠くに置く戦術が功を奏し、2ポイント差でパラリンピックメダリスト対決を制しました。
10回目の日本一に輝いた感慨を問われると「優勝回数は気にしていない。出た大会では上を目指すという気持ちでやっている」と語った廣瀬選手。今後の目標については「パリパラリンピック出場が念頭にはある。世界ランキングをどんどん上げていかなければならない。国際大会で自分の思うような結果を残し続けて、パリパラリンピック出場を目指したい」と、出場すれば自身5度目となる大舞台を見定めました。