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「たくさんの元気をありがとう」空手・植草歩が現役引退を発表「やりきりました!もうお腹いっぱいです」

2024年5月1日 16:01
「たくさんの元気をありがとう」空手・植草歩が現役引退を発表「やりきりました!もうお腹いっぱいです」
植草歩選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
東京オリンピックで空手女子日本代表に選出されるなど、空手界で活躍を見せた植草歩選手(31)が、現役引退を発表しました。

1日に自身のインスタグラムを更新した植草選手。「この度、私は7月に行われる国際大会で競技生活を引退することに決めました」と現役引退を報告。続けて「小学3年生の時に千葉県八街市の勝正館で空手を始めてからこれまでたくさんの方々に応援して頂き感謝申し上げます」とつづりました。

植草選手は小学3年生の頃に空手を始め、強豪・日本体育大学柏高校に進学。団体で国体優勝などの成績をおさめました。その後、名門・帝京大学に進学しました。

植草選手は「地道に田舎の道場から名前の如く一歩一歩、歩んできました。決してエリート街道ではないし全日本選手権も世界選手権も優勝したのは社会人になってからでした。だからこそこれまで長く続けて来れたのだと思います」と振り返りました。

そして、2016年の世界空手道選手権で優勝した植草選手は、2018年にはアジア競技大会で金メダルを獲得。全日本選手権では2015年から史上初の4連覇という成績を残すと、2021年の東京オリンピックでは、7位入賞を果たしました。

しかし、その後、引退を考えたという植草選手でしたが、「オリンピックの後うまくいかず何度か引退しようと考えました。だけど一度きりの人生、不完全燃焼でいいのかと自問自答しやり切った気持ちにはまだなっていないと答えをだし、この空手を出来る時間に終わりが来るなら最後は空手道競技を『心から楽しんで』終わりにしたいと思い、これまで続けてきました。そしてついにこの日が来ました。やりきりました!楽しかったです。もうお腹いっぱいです」と、思いをつづりました。

植草選手の現役引退の発表に対して、SNSでは、「最後の大会も、最高の大会にしてください」「長い間お疲れさまでした」「たくさんの元気をありがとうございました!」などの声が上がっています。
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