【引退表明】競泳男子平泳ぎで東京オリンピックに出場・武良竜也選手 今後「水泳に関わることができたら」 鳥取県米子市出身
競泳男子平泳ぎで東京オリンピックに出場した鳥取県米子市出身の武良竜也選手が現役を引退することを発表しました。
Q.長い競技人生を終え率直に思う事は?
武良竜也選手
「やりきったというところは、すごくありますね」
「ここ1年間、あまり思うような結果も出ずに、ちょっとこれ以上は難しいのかなっていうところで(引退を)決めました」
武良竜也選手は、鳥取県米子市出身の27歳。東京オリンピックでは、男子平泳ぎ200メートルで7位入賞、男子400メートルメドレーリレーでは、6位入賞と日本代表として活躍しました。今年のパリ五輪への出場も期待されていましたが、3月の代表選考会でふるわず2大会連続での出場はかないませんでした。
Q.引退を決めた理由は?
武良竜也選手
「(1年前に)肩をけがしてしまって、昔の泳ぎを取り戻す事ができなかったというのが一番の理由」
悩まされてきた、右肩のけが。一方、競技人生の中で東京五輪の記憶は鮮明に残っているといいます。
Q.東京五輪は?
武良竜也選手
「(東京五輪は)夢の舞台だったので、緊張というよりは楽しめたというところはあって、 200メートル平泳ぎは自分自身との戦いだったんですけど、メドレーリレーは、みんなで楽しめたというところが、本当にすごく楽しい試合でしたね」
鳥取県出身の競泳選手で初めての五輪代表となった武良選手。今後はー。
Q.今後は?
武良竜也選手
「水泳に関わることができたらいいなという事を考えていて、その中でもやっぱり、鳥取の方にはすごくお世話になったので、そこも何かできたらいいかなと考えていますね」
「今まで本当にたくさん、僕の水泳人生を支えてくださって本当にありがとうございました」
支えてくれた地元・競技関係者の皆さまに感謝しつつ、新たな道を踏み出します。