パリ柔道「銀・銅」舟久保遥香選手が母校に凱旋 後輩に感謝伝える 山梨県
パリ五輪・柔道の個人と団体で2つのメダルを獲得した富士吉田市出身の舟久保遥香選手が10日、母校の富士学苑高校を訪れ、後輩たちの声援へ感謝を伝えました。
富士吉田市出身の舟久保選手は柔道女子57キロ級で銅メダルを獲得。その後の団体では出番はなかったものの銀メダルに輝き、自身初のオリンピックで2つのメダルを手にしました。
舟久保選手は10日、母校の富士学苑高校に凱旋。後輩たちに拍手で迎えられた後、応援への感謝の思いを伝えました。
舟久保遥香 選手
「たくさん盛り上げていただいて本当に感謝しています。ありがとうございました。個人戦では銅メダル、団体戦では銀メダルと私的には悔しい大会だったが、いい経験ができたのでこれを成長につなげていきたい」
舟久保選手に生徒からはこんな質問も。
後輩の生徒
「がまん強く試合で勝つには普段からどういうことを意識して練習すればいいですか?」
舟久保遥香 選手
「試合で気持ちを折らずに戦うためには日々の積み重ねだと思うので、一日一日の練習を妥協せずに取り組むことが大事だと思います」
メダル獲得も悔しさの残った25歳でのオリンピック初挑戦。地元の声援を糧に4年後へ再び歩みを進めます。
舟久保遥香 選手
「学校のみなさんに拍手で迎えていただいて本当にうれしかった。ひとつひとつ目の前のことをやって、そこ(ロス五輪)を見据えながら一年一年やっていきたい」