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J2甲府から12年ぶり代表選出 DF三浦が追加招集 山梨県

2023年12月20日 17:04
J2甲府から12年ぶり代表選出 DF三浦が追加招集 山梨県
「甲府から日本代表に選ばれたことは特別」
元日に東京・国立競技場で行われる国際親善試合・タイ戦のサッカー男子日本代表メンバーに、J2ヴァンフォーレ甲府のDF三浦颯太選手が20日、追加招集されました。甲府の在籍選手が選ばれるのは12年ぶりです。

三浦選手は東京都出身の23歳。日体大から今季加入しました。加入前の昨季も甲府でプレーし、推進力のあるドリブルや左足の正確なクロスなどを武器に活躍してきました。

大卒新人ながら今季は開幕スタメンの座をつかみ、J2リーグで21試合、天皇杯で2試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で3試合出場。ACL東地区グループステージ第5節メルボルン・シティ(オーストラリア)戦では、敵陣深くからのクロスでDF井上詩音選手の先制点をアシスト。第6節ブリーラム・ユナイテッド(タイ)戦でもアーリークロスでFWピーター・ウタカ選手の大会最年長ゴールを演出しました。

また、2月に行われた昨季J1王者の横浜F・マリノスとの「FUJIFILM SUPER CUP 2023」にも先発出場しました。

日本サッカー協会は20日、三浦選手の初招集を発表。三浦選手はクラブを通じ「僕のプロキャリアをスタートしたクラブであるヴァンフォーレ甲府から日本代表に選ばれたことは特別で、より一層の喜びと誇りを感じる」とのコメントを発表。「代表選出の一報を受け、僕自身が一番驚きましたが、選ばれた以上は日本を背負って戦うことを自覚し、臨みたい」との決意も明らかにしました。

甲府に在籍する選手が年齢制限のない「A代表」に選ばれるのは、J1だった2011年のハーフナーマイクさん以来です。

2024年1月1日に行われるタイ戦は、12日に開幕するアジアカップのメンバー発表前に行われる最後の試合です。
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