「電車の窓にも切り込みが…」 “繊細なメモ”を『文具女子博』で発見 印刷会社の技術光る文具
今年のトレンドを文具女子博実行委員会の大山真央さんに聞いてみると、「最近多いのが、印刷会社から出ている文具。印刷会社ならではの技術を使った紙もの・ペーパーアイテムが結構増えてきています」と回答。年々、印刷会社のブースは増加しているといい、今年は10社が出店しました。
■“新しいノート体験”ができるエコな文具
ルーズリーフのように紙に穴を開ける必要もなく、会社で余った裏紙を挟んでノートにすることも可能。印刷会社ゆえに大量に廃棄された紙を見てきたことから、余った紙を再利用するのに役立つ文具を開発したといいいます。
■「どうしても欲しくて」東北からの来場者も 印刷会社の技術光るメモ
そんなマルモ印刷での注目が、『シルエットメッセージパッド』(50枚入り・495円)です。見た目は普通のメモパッドですが、よく見てみると1枚1枚に“繊細なカット”が施されています。
型抜き加工された“切り込み”部分を立ち上げてみると…。メモの上に“電車”が出現。窓やパンタグラフなど、細かい部分にまで繊細な切り込みが入れられていました。
さらに、光を当てると影が出て、情緒を感じさせるメモパッドに。印刷と繊細なカットを同時に行える、印刷会社ならではの技術がアイテムにいかされていました。
文具女子博実行委員会の大山さんは、「友達とか会社の方に渡すと反応が返ってきたりするので、コミュニケーションツールに使えるところも(文具ファンに)刺さっているんじゃないか」と、人気の理由を分析していました。
(12月15日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)