談合疑い 公取委が5社に立ち入り検査
公正取引委員会は18日、談合の疑いでNECなど5社に立ち入り検査を行った。
立ち入り検査を受けたのはNEC、沖電気、日立国際電気、日本無線、富士通ゼネラルの5社。この5社は、市町村などが発注する消防救急無線のデジタル化に伴う工事の入札で、事前に話し合い落札者を決める談合を行っていた疑いが持たれている。
消防署などと消防車・救急車などとの間で情報伝達を行う為の「消防救急無線」は、再来年の5月までにデジタル方式に移行する事が決まっていて、工事の需要が増えているという事で、公正取引委員会で調べを進めている。