経営の立て直しへ 三菱自が新人事
燃費偽装問題を受け、三菱自動車は経営の立て直しをはかるための人事を発表した。
三菱自動車は、益子修会長が社長を兼務し、3人の副社長が新たに就任する人事を発表した。
開発部門担当の副社長には、日産自動車の山下光彦元副社長を迎える。山下光彦氏は、「問題の本質はどこにあるかということを知った上で、日産での経験をいかして改革に取り組んで参りたいと思います」と話した。
また、三菱商事で39年間自動車事業に携わってきた白地浩三氏は、海外事業などの担当副社長となる。
さらに、三菱東京UFJ銀行の池谷光司氏は、財務担当の副社長と、新設されるCFO(=最高財務責任者)を兼務する。
三菱自動車は、来月末の株主総会終了後、この新体制で本格的な立て直しをはかる。