神奈川、福岡、熊本の3県 初の「BA.5対策強化地域」指定
新型コロナウイルスのオミクロン株「BA.5」による爆発的な感染拡大で、政府は神奈川、福岡、熊本の3県について、「BA.5対策強化地域」に指定しました。初めての指定となります。
神奈川、福岡、熊本の3つの県は2日、「BA.5対策強化宣言」を初めて発出。これに伴い、政府は3県を「BA.5対策強化地域」に位置づけました。
「BA.5対策強化宣言」は、病床使用率が50%を超えるなど一定以上の医療への負荷がみとめられる都道府県が発出するもので、国がその自治体を「BA.5対策強化地域」と位置づけたことで効力を持ちます。
具体的な対策として、都道府県は高齢者や基礎疾患のある人に対し、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出などを控えるよう要請します。また帰省などで高齢者と接触する場合の事前検査や、無症状の人へは無料検査の活用などを呼びかけます。