オミクロン株対応ワクチンの追加接種、抗体レベルが大幅上昇 ファイザー臨床試験
アメリカの製薬大手ファイザーは25日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応したワクチンの追加接種の臨床試験で、抗体レベルが従来のワクチンよりも大幅に上昇することを確認したと発表しました。
ファイザーは25日、56歳以上の1200人あまりを対象に行った新型ウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの追加接種の臨床試験結果を公表しました。
それによりますと、オミクロン株に対する抗体レベルが、従来のワクチンを使った追加接種よりも大幅に上昇することを確認したということです。安全性について特段の懸念は認められなかったとしています。
ファイザーは、今回のデータをFDA(=食品医薬品局)に提出し、オミクロン株に対応したワクチンの緊急使用許可を申請する方針です。