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海兵隊移転見直し、協議大詰め~米国防総省

2012年2月4日 18:36

 沖縄県に駐留するアメリカ海兵隊の移転計画の見直しについて、アメリカの国防総省は3日、日米両政府が協議を行っていることを認めた上で「近々、お知らせすることがあるだろう」として、協議が大詰めを迎えているという認識を示した。

 日米両政府は、沖縄の海兵隊の海外移転を普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設と切り離して先に進めることなどを検討している。これについて国防総省は3日、「近々、お伝えすることがあるだろう」として、協議が大詰めを迎えているという認識を示した。

 また、国務省の報道官は、海兵隊の移転が先行することで普天間基地の固定化につながるとの懸念について、沖縄・名護市辺野古に移設する計画に「変更はない」と強調した。