香港の大学生ら授業をボイコット
香港政府のトップをえらぶ選挙制度の民主化を求め、22日、地元大学生らが大規模な授業のボイコットを開始した。
香港メディアによると、22日午後、香港中文大学のキャンパス内に白い服を着た大学生らが集まり、授業のボイコットを宣言。2017年に行われる香港政府の行政長官の選挙について、民主派など様々な候補が立候補できる制度にするよう訴えた。集まった学生は1万3000人に上るという。
行政長官の選挙制度をめぐっては、先月末の中国の全国人民代表大会で民主派を立候補者から事実上排除する仕組みが決定されたことから、民主派の団体が反発。今回の授業ボイコットに加え、香港の金融街を占拠するデモを来月1日にも実行するとしている。