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ボーイング「737MAX」一時生産停止へ

2019年12月17日 10:41

アメリカの航空機大手「ボーイング」は16日、2度の墜落事故を起こした主力の新型機について、来月から生産を停止すると発表した。業績の悪化は避けられない見通し。

ボーイングの主力の新型旅客機「737MAX」は去年10月と今年3月に墜落事故を起こし、世界中で運航が停止されている。ボーイングは機体の傾きを自動制御するシステムの改修や試験飛行を繰り返し、FAA(=アメリカ連邦航空局)などと運航再開に向け調整を続けているが、再開の時期は不透明なまま。

こうした中、ボーイングは16日、来年1月から、一時的に737MAXの生産を停止すると発表した。航空会社への損失補償などで業績が悪化しているボーイングだが、主力新型機の生産停止で、さらなる業績悪化は避けられない見通し。