中国北部の内モンゴル自治区で「黄砂」が発生しました。21日には遠く離れた首都・北京にまで到達。中国の気象当局は「今年最強の黄砂」としています。

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中国北部の内モンゴル自治区で20日に撮影されたのは、「黄砂」です。赤いベールがかかったように街を覆っていました。

猛烈な風が吹き荒れ、数メートル先に何があるのか、分からないほどです。

さらに建物の上から撮影した映像では、街全体がオレンジ色に包まれているように見えます。

今回発生した大規模な黄砂は、上空の風に運ばれて、21日に遠く離れた首都・北京にまで到達しました。

中国の気象当局によると「今年最強の黄砂」だとしていて、マスクの着用を求め、車の速度を出しすぎないよう注意を呼びかけています。

今のところ、日本への影響は小さいとみられています。