民主党代表選 4候補が立会演説会で舌戦
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民主党代表選挙に立候補している4人が13日、大阪市内のホテルで、告示後初めてとなる立会演説会に出席し、国政進出に向けて12日に新党「日本維新の会」を旗揚げした大阪市・橋下徹市長らとの連携について、自らの考えを示した。
野田佳彦首相(党代表)「政策の方向性において一致できるものがあるならば、それは互いに一緒に何ができるかという可能性を探るのは一つの考え方だ。他の政党と同じ関係であって、切磋琢磨(せっさたくま)できる関係であればいい」
赤松広隆元農水相「みんなに受けるような、大向こう受け狙いの政策を出すことによってやっている。橋下さん自身が認めているが、ナショナルパーティー(国政政党)だというのに、外交・安全保障なんて、まだ検討もしていないというのです。本当にこういう政党が国政政党として認められるかどうか」
原口一博元総務相「違う考え方の人たちを、私たち民主党に近づければいい。すり寄るんじゃないです。そのためのはっきりとした理念と政策の軸があれば、新たな三極もおそれない政党になれると確信している」
鹿野道彦前農水相「(維新の会が掲げている)首相公選制は、国民からすると大歓迎。(国会)議員も国民が決める。どちらが優位性をもつのか、等々の大変、憲法上の問題も起きてくる。そう簡単にいく、一つ一つの施策ではないのではないか」
この他、民主・自民・公明による3党合意の取り扱いや、今後の社会保障改革などについて意見が交わされた。
民主党代表選は21日に投開票が行われる。