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辺野古沖作業 防衛相「手続きに瑕疵ない」

2015年3月24日 11:59
辺野古沖作業 防衛相「手続きに瑕疵ない」

 アメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古沖の工事を巡り、沖縄県の翁長知事が作業の停止を指示した事について、中谷防衛相は「手続きに瑕疵(かし)はない」と述べ、計画通り作業を進める考えを強調した。

 沖縄県の翁長知事は23日、国が作業のため辺野古沖に置いたコンクリートブロックが、サンゴ礁を損傷した可能性が高いとみて県の調査が終わるまでボーリング作業などを全て停止するよう、沖縄防衛局に指示した。

 これに対して中谷防衛相は、翁長知事の指示には従わず、移設に向けたボーリング調査を続ける考えを示した。

 中谷防衛相「粛々と何の瑕疵があったとも思っておりませんので、事業の推進、計画を進めてまいりたい」

 政府は今後、沖縄県が訴訟に踏み切った場合は全面的に争う考えで、双方の対立が一層深まる可能性がある。

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