“一票の格差”具体案 早めの提示求める
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参議院の「選挙制度改革に関する検討会」で山崎参議院議長は与党に対し一票の格差を是正するための具体案をできるだけ早く提示するよう求めた。
最高裁が2013年の参議院選挙の「一票の格差」について、「憲法違反の状態だった」との判断を示した事を受け、与野党各党は今の国会で法改正する方針。しかし自民党がいまだに案を示しておらず議論が進んでいない事から検討会で山崎議長は「今国会中に一票の格差問題について前進したい。与党でペースアップして1つの案を示してもらいたい」と求めた。
さらに輿石副議長が自民党に対し、5月の連休明けまでに案をとりまとめるよう求めたが、自民党側は「我々も努力している」と述べるにとどまった。
また、野党側からは「議長案を出すべきだ」との意見が相次いだのに対し山崎議長は、「議長案とまでは言わないが、あっせんも考え、臨めるようにしたい」と述べた。