安保関連法案 今週の採決めぐり与野党攻防
安全保障関連法案をめぐり与野党の国会対策委員長が会談し、民主党などは与党側に対し、今週中の採決は「あってはならない」などと反対する考えを伝えた。
民主党の高木国対委員長は、与党側が目指している今週中の採決に強く反対する姿勢を示した。
高木国対委員長「強行採決などは決してあってはならないし、十分な審議を求めていくことを申し入れました」
これに対し、自民党の佐藤国対委員長は、野党側の主張を「党内に伝える」と述べるにとどまった。
一方、自民党の谷垣幹事長は15日朝の役員連絡会で「今週の採決、成立に向けていよいよ大詰めなので緊張感をもって臨んでいきたい」と述べ、週内の成立を目指す方針を改めて確認した。
採決をめぐる与野党の攻防はヤマ場を迎えている。