自民党 TPP対策取りまとめへ議論開始
自民党は27日、農林関係の合同会議を開き、TPP(=環太平洋経済連携協定)の大筋合意を受けた対策の取りまとめに向け、議論を開始した。
会議には、新たに農林部会長に就任した小泉進次郎議員も出席した。初仕事として、TPPの大筋合意を受けた農業分野の対策を来月17日までに取りまとめることになる。
小泉部会長は会議の後、記者団に対し、「カンフル剤のように、今だけ金を配って、あとは効果がないようなことはやってはならない」と述べ、長期的な対策が必要との認識を示した。
自民党は、来月20日までに農業を含む全て分野についての対策をまとめ、政府のTPP関連政策大綱に反映させたい考え。