違憲状態受け 議長「格差是正取り組む」
![違憲状態受け 議長「格差是正取り組む」](https://news.ntv.co.jp/gimage/n24/articles/74eb5bff92fa461aa7d2ffac2c086a20/20151125-191951-1-0012.jpg?w=1200)
去年の衆議院選挙での「1票の格差」をめぐる最高裁判所の「違憲状態」との判決について、衆議院の大島議長は25日午後、国会内で「真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べ、格差是正に取り組む考えを強調した。
大島議長はさらに、「最高裁の判決を各党各会派においても十分に理解をしつつ、1票の格差是正を図っていかなければならない」と述べ、各党の理解を求め、格差是正に取り組む考えを強調した。
また、「最高裁の指摘に対して立法府の良識と見識、そういうものが全て問われる。結論を出す義務がある」と述べた。格差是正の案などを検討している有識者らの調査会が、年明けにも答申する見直しの案を尊重し、来年の通常国会で格差是正を実現させたいとの考えを示したもの。