公明党、憲法調査会を再開 約1年半ぶり
公明党は約1年半ぶりに党の憲法調査会を開き、憲法改正をめぐる議論を再開した。
公明党は、衆議院の憲法審査会が来月から再開することにあわせ、約1年半ぶりに党の憲法調査会を開いた。28日の会合では、日本国憲法が制定された過程や、憲法の果たしてきた役割などについて議論が行われた。
出席者からは、「アメリカによる『押しつけ憲法』と評価される憲法であれば、国民が容認していないだろう」などと現行憲法を評価すべきとの意見が出たという。
今後は国会の憲法審査会での具体的な議論も踏まえてテーマを設定し、月に1回から2回程度、開催する予定。公明党は所属議員の世代交代が進んだことから、調査会の議論を通じ党が主張する憲法を改正する場合、新たな条文を加える「加憲」の考えを改めて共有する方針。