自民党の二階幹事長が５日の自民党大会を前に日本テレビのインタビューに応じ、次の自民党総裁選挙で、自らが会長を務める派閥として安倍首相の再選を支持すると表明した。

　自民党は５日の党大会で、総裁任期を現在の「２期６年」から「３期９年」に延長することを正式決定する予定。二階幹事長はこれを受けて、来年９月の総裁選で自らに加えて、派閥を挙げて安倍首相を支持する考えを表明した。

　二階幹事長「安倍後継は誰だと皆言うから、安倍さんの後は安倍さんだと。（Ｑ：二階派は首相支持？）当然、引き続いて総理を支持する。そういうことで今政治をやっているわけだから、全く揺るぎありません」

　一方、大阪の学校法人「森友学園」の国有地取得問題をめぐる安倍首相の説明は、「足りないと言えばきりがない。十分、説明している」と述べた。

　一方、財務省などの「面会の記録を破棄した」との答弁については、「もっと真面目にしっかりやってもらいたい」と苦言を呈した。

　衆議院の早期解散については、「すぐ解散がどうだという心配をする必要はない」と否定した。