外国人労働者受け入れ骨子案 意見募集開始
来年4月からの外国人労働者の受け入れ拡大に向けて政府は契約や支援の基準などの骨子案をまとめ、28日から国民への意見募集を始めた。
政府がまとめたのは新たな外国人の受け入れに関する政令と法務省令の骨子案で、28日から政府のホームページで一般公開されている。
骨子案では、外国人労働者を受け入れる際の契約の基準として「同じ業務に従事する日本人と同等以上の報酬を渡すこと」。また契約の終了後、「外国人が帰国旅費を負担できなければ受け入れ機関が負担すること」などとしている。
この骨子案に対する意見募集、いわゆる「パブリックコメント」は来月26日まで行われ、集まった意見を反映させた上で来年3月に政令と法務省令を公布する予定。